りんご飴の作り方|パリパリツヤツヤに仕上げる3つのコツ【気泡ができる理由も解説】
りんご飴の作り方です。
屋台で売られているようなりんご飴は簡単に作れますが、パリパリツヤツヤにするにはコツがあります。
コツを掴んでお家で作れば、屋台の半額以下で美味しいりんご飴を作れます。
Instagramでもりんご飴の作り方を紹介しています。
りんご飴の材料
グラニュー糖 | 150g |
水 | 50g |
※屋台のような真っ赤なりんご飴ににしたい場合は、食紅を付属のスプーンで1杯加えてください。スプーンがついていない場合は、耳かきの1/2量程度が目安です。
りんご飴の作り方
事前準備
次のものを用意しておきましょう。
- 塩:りんごをきれいにするのに使用
- 割り箸:りんごに刺して軸にします
- 冷水・竹串:飴ができたかのチェック用
- クッキングシート:飴を絡ませたりんごを置く
1.
りんごをよく洗います。表面を塩(分量外)で擦るようにし、よく水で洗い流してください。
りんごの表面の水分はしっかり拭き取りましょう。臍の部分にも水分が残らないように気をつけてください。(コツ:りんご表面の水分をしっかり取る)
2.
グラニュー糖と水を小鍋に入れて中火で加熱する。
グラニュー糖に水を染み込ませるときから、飴の液は絶対に混ぜないようにしましょう。(コツ:飴の液は混ぜない)
3.
中火で加熱していると、6〜8分くらいで飴の液の気泡がだんだん大きくなり、とろみもついてきます。「飴チェック」をしてしっかり固まれば飴の出来上がりです。
飴ができたら火加減は弱火にして保温しておいてください。
鍋の飴を竹串の先につけて、1〜2秒冷水に入れます。竹串の先についている飴がしっかり固まっていればOKです。
飴が「ぐにょっ」とする場合は、さらに1分程度加熱してから再度飴チェックをしてください。
4.
鍋を傾けてりんごを飴に入れ、くるっと一回転させます。最後にりんごの底部分を軽く飴につけたら、クッキングシートに乗せておきます。
飴は2度付けしないように気をつけてください。(コツ:飴は2度付けしない)
5.
飴が固まったらりんご飴の完成です。
そのままかじりついてもOK。カットすると食べやすく、りんごのジューシー感も堪能しやすいです。
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パリパリのりんご飴を作る3つのコツ
りんご飴をパリパリツヤツヤにしたい場合は次の5つのコツを参考にしてください!
- りんごの表面の水分をしっかり取る
- 飴の液は混ぜない
- 飴は2度付けしない
りんごの表面の水分をしっかり取る
洗った後のりんごの表面の水分は、臍の部分までしっかり拭き取ってください。
水分が残っていると飴がしっかり固まりません。飴が剥がれてしまうこともあります。
割り箸を刺したときに出てくる果汁もしっかり拭き取りましょう。
飴の液は絶対に混ぜない
飴の「液は絶対に混ぜない」、「鍋はゆすらない」のがツヤツヤパリパリのりんご飴にする大事なコツです。混ぜると次のようなりんご飴になってしまいます。
- 飴がざらざらしている
- 飴が砂糖の結晶のように白っぽくなる
- 飴がねっとりしていて歯にくっつく(パリパリしない)
小鍋にグラニュー糖と水を入れたらジッと待ちましょう。
飴は2度付けしない
何度も飴をつけるのはNGです。
飴を2度付けすると厚みができてしまい、パリパリのりんご飴になりません。全体に均一につけるのも難しく、凸凹なりんご飴になってしまいます。
りんごに飴を付けるときは「クルッと1回転」がパリッとさせるコツです。
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りんご飴でよくあるQ&A
りんご飴を作るときによくある疑問点をまとめました。
グラニュー糖は他の砂糖類でもいい?
グラニュー糖以外の糖類でもりんご飴を作れます。ただ、最も扱いやすいのはグラニュー糖です。
例えば甜菜糖を使用した場合、元々茶色ががかっているため加熱による色の変化が分かりません。一方グラニュー糖は無色透明なので、飴の状態の変化に気づきやすいです。
初めてりんご飴つくりにチャレンジする場合や、おやつ作りがあまり得意ではない場合は、グラニュー糖がおすすめです。
りんご飴の表面に気泡ができるのはなぜ?
りんご飴の表面に気泡ができるの原因は次の3つのいずれかです。
- 新鮮なりんごを使っている
- りんごの表面に僅かに水分が残っていた
- 飴を鍋の中で混ぜた
最も有力な気泡の原因は「りんごが新鮮なこと」です。飴の温度が高いため、りんごにつけたときに温度差でりんごからガスが発生して気泡になります。
鮮度が良くないりんごを使っていて気泡ができる場合は、「パリパリのりんご飴を作る3つのコツ」を意識して作ってみましょう。
屋台でりんご飴を買う際は、気泡が多いものを選びましょう!他のものより新鮮で美味しいりんご飴の可能性が高いです。
残った飴はどうしたらいい?
りんご以外のフルーツ飴にするのがおすすめです。次のような皮ごと食べられて水分があまり出てこないフルーツだとうまく作れます。
- いちご
- ぶどう
- みかん(薄皮付き)
- さくらんぼ
そのままクッキングシートに流して「べっこう飴」にしてもOK。
さらに飴を加熱してカラメルにし、プリンなどを作るのもおすすめです。