こんにちは、管理栄養士のSUZUMEです。
豚肉には疲労回復に役立つビタミンB1が牛肉のなんと約10倍も含まれています。
もちろんたんぱく質も豊富で疲労回復には最適な食品です。
しかし豚肉の部位によっては脂肪が多く含まれていたりするので、部位や量に気をつけて摂るようにしましょう。
Contents
豚肉の栄養成分
豚肉にはビタミンB1がたくさん含まれています。
ビタミンB1は糖質を効率良くエネルギーに変えて、筋肉疲労の回復に役立つ栄養素です。
ビタミンB1の他にも、鉄やリン、カリウムなどのミネラルも多く含まれていて、貧血や高血圧などの予防にも役立ちます。
各部位の栄養量
豚肉を選ぶ際は使用する部位選びがポイントです。

表は通常豚肉を料理に使用する際に使われる量に換算して表示しています。
豚肩ロース60g/豚バラ肉60g/豚ヒレ肉80g 中のたんぱく質・脂質・糖質の量(g)です。
表にもあるように豚バラには他の部位と比較して多量の脂肪が含まれています。
脂肪が多いということはカロリーも高いということ。
とは言っても、豚バラの脂肪って旨味が詰まっていて美味しいんでしよねww
食事のエネルギー量に気をつけている場合はその食材に含まれる脂肪の量に注意しながら摂るようにしましょう。
疲労回復に役立つビタミンB1とたんぱく質
ビタミンB1が糖質の代謝をサポート
糖質がエネルギーになるのを助けてくれるビタミンB1は、豚肉を適量の60g程度食べれば1日に必要なビタミンB1の約半量が摂れる優れものです。
ビタミンB1は摂取しにくい栄養素でもあるので、豊富に含まれる豚肉は貴重な食品といえます。
ビタミンB1はどの部位も同じように他の食材と比較して多く含まれています。
体を作るたんぱく質
筋肉はたんぱく質を主としてつくられることはよく知られています。
たんぱく質が十分に取れていなければ、筋肉が衰えて疲れやすい体に・・・。
疲労をためないためにもたんぱく質は重要です。
豚肉はたんぱく質が多く摂れる食品の一つになっています。
豚肉の旬や選び方
豚肉は通年手に入る食材
豚肉には特に旬の時期はなく、一年を通して手に入る食材です。
豚肉は色や弾力に注目
赤身は淡いピンク色のもので、弾力のある肉質のものがおすすめです。
お肉を購入する時は軽くお肉を押してみて弾力のある物が好ましいですが、スーパーなどで並んでいるパッケージに穴が開いてしまっては営業妨害。
また豚肉は物によってお肉の質や旨味が全く違います。
信頼できるお肉屋さんやブランド豚などを見つけておき、間違いのないものを選ぶといいですね。
豚肉のおすすめ料理
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