こんにちは、管理栄養士のSUZUMEです。
じゃがいもにはビタミンCが豊富に含まれています。
じゃがいものビタミンCは加熱にも強いため風邪予防などにも最適!
むくみをとる働きがあるカリウムや、精神安定に役立つGABA(アミノ酸の一種)なども含まれています。
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じゃがいもの栄養成分
じゃがいもの成分の多くは炭水化物となっています。
炭水化物は活動するためのエネルギーを作り出す重要な栄養素です。
じゃがいも50gあたりの栄養量
エネルギー | 38kcal |
たんぱく質 | 0.8g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 8.8g |
(参照:七訂日本食品標準成分表)
ビタミンCはりんごの9倍
りんご50g(可食部)あたりに含まれるビタミンCは2mg。一方じゃがいも50g(可食部)に含まれるビタミンCは18mgとされています。(参照:七訂日本食品成分表)
つまりじゃがいもにはりんごの約9倍のビタミンCが含まれていることに!
じゃがいもは一年を通して簡単に手に入るため、一年中効率よくビタミンCを摂取できる貴重な食材と言えますすね。
じゃがいものビタミンCが熱に強い訳
食材には加熱などにより減少してしまう栄養素も多くあり、ビタミンCは加熱による損失が大きい栄養素です。
しかしじゃがいものビタミンCは加熱による栄養素の損失が少なくなっています。
これはじゃがいものビタミンCがでんぷんに保護されているためです。
加熱によるダメージが少ないため、効率よくビタミンCを摂取することができます。
じゃがいもの旬や選び方保存方法
じゃがいもの旬
じゃがいもは一年を通して手に入れやすい食材で、旬の時期は春と秋にやってきます。
春の5~7月頃になると出回るのが“新じゃが”と呼ばれていて、皮が柔らかいので丸ごと食べるのに適しています。
秋の9〜11月頃にも収穫の時期を迎えます。
じゃがいもの選び方
ハリがあり、凹凸が少ないものを選びましょう。
青緑色の部分や芽はしっかり取り除いて
太陽光があたり、じゃがいもの表面が青緑色に変色したり芽が出たりする場合があります。
この部分には天然毒素のソラニンやチャコニンが多く含まれています。
料理に使用する場合にはしっかりと取り除いて使用しましょう。
取り除けば問題なく食べることができます。
じゃがいもの保存方法
じゃがいもは紙袋や段ボールなどに入れて冷暗所で常温保存します。
長期間保存する場合は一緒にりんごを入れておきましょう。
りんごが発するエチレンガスのおかげで芽が出にくくなります。
じゃがいもの主な品種
日本では主に「男爵」や「メークイーン」が食べられています。
ホクホクした食感の「男爵」はコロッケやポテトサラダなど、煮崩れしにくい「メークイーン」は煮物や揚げ物などに向いてます。
じゃがいものおすすめ料理
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