初めての一人暮らしを始める時って、なかなか賃貸物件を決められませんよね。
でも実はこれは初めての一人暮らしに限ったことではなくて、賃貸物件を決めるのって誰だって迷うものなんです。
だって毎月何万円ものお金を支払ってそこで生活するわけですから、そう簡単には決められません。
私も4つの賃貸物件に住んだことがありますが、家選びはいつも大変でした。
でも回数を重ねる毎にこれまでよりも時間をかけずに、楽に決められるようになってきます。
ここではなかなか賃貸の部屋を決められない4つの理由と、それをクリアするためにやるべき4つのSTEPを紹介します。
賃貸物件をなかなか決められずにストレスが溜まっているようなら、まずは決められない理由を払拭して、新たな気持ちで家探しをしてみませんか?
Contents
賃貸を決められない4つの理由
初めての一人暮らしの場合、決められない大きな理由は4つあります。
- 一人暮らしをする理由がない
- 引っ越しの時期を決めていない
- 一人暮らしの部屋のイメージができていない
- 住みたい場所やそこでの生活をイメージできていない
なんとなく「一人暮らしを始めよう」と思って、なんとなく部屋探しをしていませんか?
でも4つのことが腑に落ちると不思議とあなたにピッタリの物件が見つかります。
私の友達A子は地方を出て東京での一人暮らしを始めました。
何度も往復数万円の交通費を出して賃貸物件を探しに行く訳にはいかないので、次に紹介するステップを踏んで物件探しに向かいました。
その結果、見事1日で理想の物件に出会い、即契約!
A子は次の3つのSTEPを踏んで物件探しに向かいました・・・。
【Step1】一人暮らしをする理由をはっきりさせる
「一人暮らしをする」とは言ってもその理由は様々です。
- 進学で実家から通うのが難しい
- 就職・転職・転勤のため実家から通うのが難しくなった
- 失恋をしたので環境を変えたい
- 社会人になって引っ越し費用もたまったから
- 25歳・30歳などなんとなく年齢的に区切りがいい
- 実家にいたら何もできない人間になってしまうという危機感・生活能力をつけて自立したい
御察しの通り、先の2つの進学や就職などが理由の場合は早々に賃貸を決められることが多いです。
これは引っ越しの期限が決まっているから、さっさと決めない訳には行かないんですね。
さらに初めの2つにはもう一つ賃貸を決められる理由があって、それは「一人暮らしをすること」が目的ではない点です。
引っ越しをして「一人暮らしをすること」が目的なんじゃなくて、新しい環境(学校や会社)で新しい生活をスタートさせることが目的になっています。
あなたの一人暮らしをする目的はなんですか?
「一人暮らしをすること」が目的なのか、「一人暮らしをして◯◯をすること・得ること」が目的なのか。
あなたが一人暮らしをするその先にある理由をもう一度考えてみてください。
【Step2】一人暮らしを始める時期を決める
いつから一人暮らしを始めるか、期限は設けていますか?
なかなか賃貸を決められずに迷っているのなら、「いい物件があったら一人暮らしを始めよう」と、引っ越しの期限を決めていないのかもしれません。
「年齢的になんとなく一人暮らしを始めたい」と思っているなら、なんとなくでもいいので期限を決めてしまいましょう!
一人暮らしをする目的が明確になり、期限を決めたら、
20◯◯年◯月から【目的】のために一人暮らしを始める
と大きく紙に書いて、寝室のよく見える場所に貼っておいてください。
毎日毎日それをみていると、引っ越ししないとまずいような気になってきますww
【Step3】具体的に一人暮らしの部屋のイメージを妄想する
一人暮らしを始めようと部屋探しはしているものの、曖昧な条件で部屋探しをしていませんか?
- 素敵な部屋に住みたい
- 広い部屋に住みたい
- 明るい部屋に住みたい
これではどんなに間取りをみても、内見をしても思い通りの部屋には辿りつけません。
具体的にどんな家に住みたいのか、書き出せるだけ紙に書き出してみてください。
- 家賃は7万円
- 駅まで徒歩10分
- 築20年以内
- 2階以上
- バストイレ別
- 壁紙はクリーム色
- リビングは8畳
- フローリング
- 下駄箱が付いている
- 日当たり良好
- 隣人は女性
- ・・・・
条件をあげたらきりがないというくらい、どんどんどんどん書き出してみてください。
書き出したら、この中で自分が絶対に譲れない条件と譲歩してもいい条件に分けていきます。
絶対に譲れない条件は、壁に貼る紙に書き加えておきましょう。
20◯◯年◯月から【目的】のために一人暮らしを始める
- 家賃は7万円
- 間取りは1LDK
- 駅まで徒歩10分以内
- 夜でも周辺が明るく安全
自分が住みたいイメージの部屋の写真を探して一緒にか貼ったり、さらに最高の笑顔の自分の写真を切り抜いてその部屋で生活している風にしたら尚いいですね。
これを朝晩見ていると、自分の理想の部屋に住んでいる自分がイメージできてきてわくわくしてきますよ♪
【Step4】賃貸物件の周辺の環境もイメージする
住みたい場所が決まっていてそこに気軽に行ける距離にあるのなら、何度か足を運んで朝・昼・夕と時間を変えて歩いてみるといいですね。
私は同じ街の中での引っ越しだったので、「あそこに住んだらあのお店でお買い物ができるな」とか、「ちょっと行けば大好きなカフェがある」などと自分が快適に生活している妄想を膨らませることができました。
どの辺に部屋を借りたらいいのかわからずにいるのなら、まずは自分の住みたい地域のリストに上がっている場所をお散歩してみると、「この辺は夜は人通りが少ないからやっぱりやめておこう」などと、条件を絞ることができます。
理想の賃貸物件に出会う方法 まとめ
一人暮らしの物件選びは、物件情報を見ればみるほど迷うものです。
「これがいいかな?」と迷っている間に先に契約されてしまうなんてことはよくあること。
そうならないためにも、見た瞬間にその物件が自分が求める賃貸物件なのかどうかを判断する条件を明確にしておく必要があります。
自分が「いつから」どんな「場所」に住みたいのか、どんな「条件」の賃貸物件に住みたいのかを書き出して、目のつくところに貼っておいてください。
また日頃から物件情報を見て、どんな物件なのかやどの辺に注意してみたらいいのかなどの目を養うことも大切です。
賃貸物件情報を多く扱うSUUMOでは、毎日多くの物件情報が公開されるので、日頃からのぞいていると、なんとなくこれは「アリだな」とか「NGだな」というのが見えてくるようになります。
合わせて自分の希望の地域の賃貸料金の相場なども調べてみてくださいね➤SUUMOで物件情報を見てみる
賃貸物件をなかなか決められずにいる人の中には、物件情報をみているだけで実際に部屋をみていないという場合も多いようです。
まだ内見をしたことがない場合は、まずは問い合わせして内見を始めてみましょう。
希望の引っ越し時期がまだ先でも、いくつかの部屋を内見してみることで物件情報から実際の部屋もだいたいイメージできるようになります。
初めての一人暮らしとなるとなかなか行動に起こせないと思いますが、はっきり言って一人暮らしってすごく楽しいので一度は経験して欲しい!動く価値はあります!
一人暮らしで一番大変なのはおそらく今つまずいている物件探しです。
これさえクリアできれば楽しい毎日が待っていますよ(^ ^)